リダイレクトとは

指定したWebページに、自動的に転送されること。「URL redirection」ともいわれる!

リダイレクト(Redirect)は、リクエスト(アクセス)されたページから、別のページ(URL)に、自動的に転送(別のページにジャンプ)される仕組みです。

要するに、サイトの訪れたユーザーに対して、別のページに自動的に誘導することができる。
例えば、ページの「URL」を変更したので、新しい「URL」に誘導したい場合に使われる!

リダイレクトする理由
  • Webサイトのページの「URLを別のURLに変更」したい時
  • Webサイトのページの「複数ページを1つにまとめ」たい時
  • Webサイトの「ドメインを変更」したい時
  • Webサイトの「ページの正規化(統合)を行いたい時(www有無、html有無)など
  • Webサイトの「HTTPからHTTPSへの移行」したい時

概ね、サイトのリニューアルを伴うときに、ページ(URL)の変更や、ドメインの引っ越しなど「リダイレクト」が役立つことになりますね!

リダイレクトは必要なの?

なぜ、リダイレクトが必要になるのか?
URLを変更しても、そのままではダメなのでしょうか?

リダイレクトは必要
ユーザビリティ

例えば、サイトのURLを変更したとき「リダイレクト」設定を行っていなければ、ユーザーがブックマック等から、アクセスした場合、旧ページが存在しない「URL」となってしまい、探しているページを見つけられず、ユーザーに負担を掛けてしまう!場合によっては、2度と訪れてはくれないことにもつながる。


SEOの観点

旧ページから新ページに「リダイレクト」設定を行っていなければ、検索エンジンは、別々のページとして扱うことになり、ページの評価が引き継がれないことになる。検索結果が上位から、一気に順位を下げることになってしまい、再度、上位を目指すまで時間が掛かってしまう!

リダイレクトの種類

リダイレクト設定には、2種類の方法があります!
「301リダイレクト」と「302リダイレクト」の2種類

リクエスト(アクセス)したユーザーにとっては、同じ状況です。が、
ただ、返す、ステータスコードに若干の違いがありますね。

リダイレクトの種類

「301リダイレクト」と「302リダイレクト」は、ステータスコードの意味合いが異なる!

「301リダイレクト」と「302リダイレクト」の違い!
  • 「301リダイレクト」は、「恒久的(永久)に転送
    元のURLに戻す予定がない場合は、「301リダイレクト」設定になる

  • 「302リダイレクト」は、「一時的に転送
    一時的にURLを変更するが、今後、元のURLに戻す予定

評価の引き継ぎ

評価の引き継ぐに関しても異なり!301リダイレクトは、旧URLから新URLに、評価が引き継ぐことになるので、検索結果には、新URLが表示されることになります。

一方、302リダイレクトは、今後、変更したURLを元に戻す予定があるときに利用するので、評価が引き継ぐことはありません。検索結果には、今まで通り、旧URLが表示されます。

ただ、あまり長期間の間、302リダイレクトのままにすることで、旧URLから新URLに評価が引き継がれてしまう場合もあるようです。(恒久的な状況だとGoogleが認識した時点

「一時的」というのは、どれくらいを指すのか?長期間ってどれくらい?と気になりますが、基本的には決まっている訳ではないようで「Google検索セントラル」には記載はありません。


ただ、1,2週間より長くなりそうなら301を使うべきだという声も多い中、「1か月以内まで」と言われている方もいますが、根拠はわかりません!が2週間前後くらい?

302リダイレクトを使うケース

302リダイレクト

302リダイレクトは、元に戻すことを前提の設定ですが、
どんな時に、302リダイレクトを使用するのでしょうか!

家の郵便物の住所を、里帰りするので、一時的に郵便物の住所を実家に変えた、
また自分の家に戻ったので、郵便物の住所も戻した。
こんなイメージです。

302リダイレクトを使うケース
  • サイトメンテナンスなどで、一時的に別のURLを公開したい場合
  • A/Bテストを実行する場合
  • 一部のページで不具合が発生している場合


Googleに睨まれないリダイレクト

Googleに睨まれない!リダイレクト(転送)の有効活用法

ケース1
重複コンテンツを統合させたい!URLの正規化

「www 有り」「www 無し」及び「index.html 有り」「index.html 無し」
など、統合させる必要があります。

同じページを複数持ってる事は、検索エンジンにとって不利に働きます。
Googleでは、重複コンテンツの正規化を進めております。


301 Redirect(301リダイレクト)転送です。

ケース2
webサイトのドメインを変更したい!

何かしらの理由で、「Webサイトのドメインを変えたい」
なんて事を考えた事はありませんか?

SLL化も、「https」ドメインが変わることになりますね!
新しいドメインに受け継がれる形で、ドメインを変える(変更)する方法です。


301 Redirect(301リダイレクト)転送です。

Googleもドメイン移行の際は「301リダイレクト」を推奨しています。

ス3
同じテーマの複数のページを1っにまとめたい

例えば、作成したWebページが「A」「B」「C」と3つのページがあって
そのページは、同じようなテーマなので、「1つのページにまとめたい」

同じページを複数持ってる事は、検索エンジンにとって不利に働きます。
Googleでは、重複コンテンツの正規化を進めております。


301 Redirect(301リダイレクト)転送です。

この方法で、「A」「B」「C」が持ってる情報を、そのまま受け継がれます。

ケース4
複数のURLを使用して「A/Bテスト」を行いたい

例えば、元のページの「A」と、パターン(テスト用)「B」のページがある場合は、一時的なリダイレクト(302)を使用して、テストの実行中にのみ行われることを検索エンジンに認識させます。

但し、最終的に、パターンURLを採用した場合は、301リダイレクトに切り替えます。


302 Redirect(302リダイレクト)転送です。

GoogleではWebサイトをテストする場合のおすすめの方法として「302」を進めています

ケース5
旧URLをTOPページにリダイレクトをしたい!

301リダイレクトは、あくまでも同じテーマの内容のコンテンツを旧URLから新URLに変更したことを伝えるための設定です。

SEO評価の引き継ぎが目的で、ユーザーにとって価値がなくなったページを、すべてTOPページにリダイレクトすることは、検索エンジンを騙すことにあたります。


Google(非推奨)or(不正リダイレクト)

Googleの不正なリダイレクトについて

ケース6
クローラが認識したページと異なるページをユーザーに誘導したい!

検索エンジンを騙すため、クローラが認識したコンテンツと異なるコンテンツを表示することを意図して、ユーザーを別のページにリダイレクトすることは違反にあたります。


不正なリダイレクトの転送です(NG)

Googleの不正なリダイレクトについて

旧URLの削除時期は?

301リダイレクト設定を行った後、いつ頃になれば、旧URLを削除できるのだろうか?
Googleの「ジョン・ミューラー氏」が次のようにコメントしています。

クリックで開閉

Google(ジョン・ミューラー氏)がTwitterでコメント

まとめると、旧URLにアクセスすることがなくなり、旧URLの評価がなくなって、影響を受けなくなればリダイレクトを解除しても大丈夫だ!それには大抵1年ぐらいは掛かるだろう?と、感覚的な期間として「ミューラー氏」が示したコメントです!

ですので、「単純に1年経てばリダイレクトを解除していい」という意味では無く、状況に応じて判断する必要があり、「トラフィックやアクセス解析」などで調査しながら「1年」を基準に進めていけばよいのではないでしょうか!

リダイレクトの設定手順方法