専用サーバーとは

「共用サーバー」は、1つのサーバーを複数のユーザーで共有する形になりますが、
「専用サーバー」は、1つのサーバーを占有して利用できるサービスです。

「回線、サーバ機器、ネットワーク機器」などの環境と
1台のサーバのすべてを、「専用」に利用できるサービスになります。

丸ごと1台分の処理能力を独占し、他ユーザーは存在しません!
他ユーザーの影響を受ける事なく、最も高機能、自由度の高いサービスと言える

1台のサーバーを、貸し出しするサービスとなるので、
費用に関しては高額な価格にないっています。

「マネージド」と「セルフマネージド」

また、専用サーバーの中でも、
「マネージド専用サーバー」と「セルフマネージド専用サーバー」があり、

1台のサーバーに、1人のユーザーを収容して、
「ディスクのI/O、メモリ、CPU」などのリソースを占有できることは同じになるが、

「root権限」を、与えられたいるのか? いないのか?の、2種類を選択することになる

root権限とは


システム管理者のための、ほぼ全ての操作ができる権限が可能となり
強力な権限が与えられてるので、特定のコマンドを実行することができる

権限が強すぎるため、通常は、管理者が行うものとなる

マネージド専用サーバー(root権限なし)

サーバーを、独占して利用する事ができるが、「root権限」は無い

初期設定、保守・運用などの、
サーバー運用にまつわるすべては、事業者(サーバー会社)に代行・管理となる。

逆に言うと、セキュリティ対策、障害発生時の対応など、
適切な対応とサーバの管理を、まとめて行ってもらえる事になる

その分、多少の制限は出てくるが、手間とリスクを回避できる
価格は、高めの設定になっているが、初心者の方からでも運用する事も可能です

セルフマネージド専用サーバー(root権限あり)

サーバー運用・管理については、ご自身で行う形のサーバーとなり
障害時等も含め、すべてをご自身で解決しなければならない

但し、「root権限」があるので、「マネージド」サーバーの制限によって
出来なかった、自由度の高いサーバー運用が可能になります。

「マネージド」サーバーと、比較すると、価格が安めの設定になりますが、
高度な、専門的な知識、技術が必要に成るため、最低でも、中級者以上のサーバー・ネットワークの知識が必要となる